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デモ主催者側が圧倒的有利のはずなのに・・・

川崎 機動隊車両
昨年の6月5日のリベンジと称し、再びデモの招集をかける、瀬戸弘幸。
主催者は津崎尚道という男なのだが、瀬戸氏はブログやTwitterで、デモへの参加を呼びかけていた。
その決行当日のツイートは110RT集め、コメント欄でもかなりの協賛を得ていた。
川崎に集まる機動隊の数。
川崎ナンバー、横浜ナンバー、相模ナンバーもいたから、もしや湘南ナンバーなんてのもいたかもしれない。
これだけ大警備になるのだから、かなりエラいことになるのかなぁと、暑さでうだりながら、事態を見ていたものだ。
瀬戸農園
ツイッターやっていると実感すると思うが、リツイート2桁稼ぐというのは結構大変で、それが3桁の110となれば、相当のインプレッションがある。
おおむね1RTに対し、100はインプレッションがあると見て良いだろう。
また、彼のコメント欄にもある通り、共謀罪施行というオプションが付いている。昨年の川崎デモとは異なり、カウンター側が圧倒的に不利な状況。デモ主催者側に付いていくリスクが、ほぼ0に近い状態と言って良い。いや、唯一のリスクは、面が割れることなのだが・・・。

瀬戸よ・・・お前・・・人望が無いのか??

元々、津崎尚道と瀬戸弘幸両名は、在日朝鮮人に対する排外デモをやっていたため、カウンター界隈からはガッチリマークされていた。
だが、共謀罪というオプションによって、彼らは水を得た魚のように踊れるであろう。
なのに開始予定(?)1時間経ってもやって来ない主賓。気が付くと、本来のスタート地点とは別のところから歩きだしたのだとか。
そして、私が想定したよりアッサリと、カタは着いてしまった。
参加人数を聞いてみると、去年と同じ、20人。
「え? 20人しか集まらなかったの??
大企業の課長の方が人望あるんじゃね??」

ついそう思ってしまった。
繰り返しいうと、瀬戸のツイートは110RTされている。インプレッションは1万はある想定だ。
また、前日にも決起の告知はしているだろうから、それも含めると2万インプレッションといったところか。
その内の2千をエンゲージメントと仮定し、エンゲージメントの75%を彼のネット支持者と見積もると、100人くらいは現場に来ても良いのではないかなと考えた。
しかし、20人しか来ず、ほとんどが顔見知りであろう。
一応、彼らの作った動画も観た。観て思うのは、ただただ虚しいばかりである。
「デモには金掛かるから、ウチの農園のジュース買ってね!✨」
セーフティ<br />私から考えても、デモ主催者の100%完勝が約束されたようなものだと考えていた。<br />つまるところ、ーバス
そりゃ、金掛かるだろう。
手配したのはセイフティ観光の最高級バス。
グランツリー前だったか。集合写真を撮ったと聞いたのだが、社員旅行感覚だったのだろうか・・・。

一体誰得のデモだったのか・・・

デモ主催者側は、ツイッターで勝利宣言をしていた。
まぁそれに関しては、有田議員の言っていた通りだった。
正直なところ、彼らにとって本当に勝利だったのかは、私にはよくわからない。
例えば勝利の定義を"取り敢えず歩くこと"に置いたなら彼らの大勝利であることは確かだ。
しかし、これをビジネス的に考えてみよう。
アプリ開発で例えてみたら、完成しないまま納品である。なぜなら、彼らはゴール地点まで歩けていないのだから。
戦争で考えてみるとどうだろう。恐らく彼らは全滅である。
いくら警察がデモを守ってくれるとは言え、デモに行けば『顔を撮られる』というリスクを負う
だからなのか、不思議と彼らの関係のデモは、参加者にサングラスやマスク装着をしたものが多い。
いや、全般的に在特会系デモの参加者は、色褪せた中高年が多く、サングラスやマスク装着が本当に多いのだ。フレッシュな若者を、まず見たことがない。
デモとか抜きにサングラス&マスクなど、変質者そのもの。普段なら即職質だ。よっぽど現実世界で自分の主張を通す自信がないのだろうか。
まぁ、コレは在特会系に限らず、アメリカでも見られる光景で、KKKの連中も等身大の自分自身には自信がないのだろう。
一体だれが勝ったのか。誰得なデモだったのか。
強いて言えば、株式会社セイフティの大勝ちなデモであったと言える。
瀬戸・津崎両名は20名しか集まらなかった人望の無さでLOSEだし、神奈川県民はカマボコ20台の出動で税金が逃げた。
ただ、ただ一社、勝ったと言えるのは、株式会社セイフティ(埼玉県川口市)なのだ。
何せ動画には『セイフティ観光』の文字が入ったバスが、バッチリ入っているので、広告費をかけずに宣伝ができた。
川口の企業が川崎にパンチを入れたのだ。川崎市民の税金で、川口市の会社の宣伝の機会を得たのである。
それだけで、誰得なデモだったかといえば、株式会社セイフティの得であろう。
そうだな、株式会社セイフティはこれに乗じ、夜行バスをスタートしてはいかがだろう。
川口、川崎、京都まで。その最高級バスで、川崎から京都まで運んでほしいものである。