ブログネタ
フリーターの本音 に参加中!

あれ・・・川崎より警備手薄じゃね??

籠池のオッサンもなかなか可哀想な男である。
塚本幼稚園の北朝鮮を想起させるような教育は決して褒められたものではないが、ツイッターではあの教育を称賛していた者もいたものだ。
「本当の日本を教える幼稚園!」
「教育勅語の精神を取り戻す素晴らしい教育!!」
などと言って称えるものもいた。
それが森友学園問題が起こってから一変。彼は全てを失い、気が付けば立派な『こんな人たち』の仲間になったとさ。
尤も、本当なら籠池のオッサン本人とて、野党と組むようなことはまっぴら御免であっただろう。
しかし、彼の立場に立って考えれば、安倍氏を自分と同じ境遇に落とすのに、なりふりは構わないだろう。

果たして今年の流行語大賞には、忖度、こんな人たち、どちらが選ばれるであろうか。
そんなことを考えた矢先、ハフポストの記事、「こんな人たち」による安倍辞めろデモの記事が、目に留まる。
写真を見て思ったのは、
「アレ? 川崎より警備手薄じゃね?」
ということだった。
動画を観る限りでも、機動隊の姿は見受けられない。
なんだろう、カマボコ(機動隊車両)20台近く停まっていた川崎とは、エラい違いである。

フレッシュな若者も多き『こんな人たち』のデモ

この動画を観て思うことは、警備の手薄さ以外にも幾つかある。
在特会系のデモに比べ、何とフレッシュな若者も多いことだろうと、ジョーク抜きに思う。
そして、サングラスやマスク着用者の少なさ。いや、寧ろサングラス着用者すらほとんど見られない。
高い着用率を誇るマスクやサングラス、色褪せた中高年が集まる在特会系デモとは、比べ物にならぬほどの躍動感がある。
方や20人しか集まらぬ日本浄化デモ。
方や8000人が集まる安倍政権退陣要求デモ。
一体何がここまで違うのか・・・。
方やスナックで演歌披露してそうなウッツァンと、想いを音楽に乗せて歌う若者と。
どちらが訴求力があるかなど、最早比較するまでもない。

安倍総理は0701秋葉原帰れコール事件で、指をさして「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と言ってしまった。
当の『こんな人たち』は「こんな人たちですが、何か?」と、かえって闘争心に火がついてしまったのではなかろうか。
このときの安倍政権の支持率は、既に3割程度まで落ちている。
彼にとっては『こんな人たち』が多数の意見を形成していると考えて良い。
安倍総理の「こんな人たち」発言は、ご本人にとって、最大の失言になるだろう。