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もしも都知事選のメンツで京都府知事戦を戦ったら

千年の都には恐れ多いのだが、多摩地区と京都には、不思議と近しいものを感じることがある。
ツイッターでは『京都は左翼が・・・云々』と、蔑みを込めて送られるツイートが、時折タイムラインで見かける。
そのツイートを見ると、もし東京都知事選のメンツが京都府知事選を戦った場合、鳥越氏がかなり善戦しそうだなと思うのだ。
まぁ、最終的には僅差で小池百合子氏が勝ちそうな気もするのだが、京都では鳥越氏や宇都宮氏のようなタイプが府知事に選ばれそうな気がしないでもない。

東京都知事選の結果はご存知の通り、小池氏が鳥越氏に2倍の差をつけて圧勝した。
実はその数字が、23区と多摩地区の人口比率とほぼ近い数字なのだ。
そう、23区と多摩地区には、人口比にして2倍の差がある。多摩地区はその多くが鳥越氏を支持していたのだ。
これは23区と多摩地区が全く逆の方向を向いていることを意味している。
政治の話題で上がる『保守』だの『リベラル』だのと言うのがどういう概念を指しているのかが、私にはよくわからないのだが、この『保守』とやらがIT的な『保守/メンテナンス』の意味でとらえて良いなら、23区は間違いなく保守地盤だ。


東京23区で保守地盤が強い理由と閉鎖性

東京23区が圧倒的な保守地盤と言えるのは、それは三菱をはじめとする大財閥(私にとっては悪の枢軸である)ヒエラルキーが成立しているからだ。
既に出来上がっている権力構造をどう維持し、どうメンテナンスしていくかが彼らにとっての課題である。
また、一般人の視点で見れば、『ああ上野駅』『おら東京さいぐだ』の世代が、どう退職慰労金を受け取り、勝ち逃げをするかということ。そのためにどうやって若者から搾取していくかが、『ああ上野駅』世代の課題なのだ。

私には上野駅には何の思い出もないが、集団就職で東京にやってきた面々は、上野駅には思い出がある。
寝台特急あけぼの駅の終点が上野駅なのだから。
その思い出を抱えたまま勝ち逃げするには、若者から搾取をしていこう。そのためには、自公の面々がトップに立つ方が、都合が良いのだと思える。
すなわち、今の東京23区は閉鎖的な街なのだ。
「仕事を求めて東京へ・・・」などと思いながら東京の求人を覗いてみろ。よもや殆どが派遣である。
その派遣会社も9割が『顔合わせ』と称した面接だの、有給は使わせないだのと言った違法行為をしているではないか。
斯様な街に開放性などがあるとしたら、それは企業の違法行為だけは見逃す程度の開放性である。


反薩長精神と現状維持ではダメな僕達

多分だが、多摩と京都に近しいものを感じる原因があるとすれば、それは新選組のせいかもしれない。
京都と多摩地区にはそれぞれ、新選組のゆかりの地がある。
京都は有名な場所がたくさんあると思うが、多摩地区もまた、新選組にまつわる地が多い場所である。
明治維新の流れで見れば、当時は新選組こそ保守だったんではないかと思うが、もしかしたら新選組から密かに、京都と多摩へ反薩長精神が受け継がれたのかもしれない。尤も、京都に関して言えば、新選組だけが原因ではないだろうが。

ともあれ、東京23区とは多摩は、向いている方向が逆だと言うことは述べた。
東京23区の課題は現状維持だが、多摩はそうもいかないのだ。
多摩には潜在的な欲求として、東京ブランドに依存しない独自のブランド力をつけたいという意思を感じられる。
そのためには、現状維持ではなく、新しいイノベーションが必要なのだ。

京都市交通局が地下鉄乗客獲得のために育てたコンテンツの『京ガールズデイズ』。
千年の都の座に胡坐をかくことなく、新しいイノベーションを起こそうとしている。

『千年の都』と称され、メインカルチャーだけでもかなり豊富に資源があるはずの京都ですら、積極的にサブカルチャーも取り入れている。やはり、京都は新しいイノベーションを欲求する都市なのだと伺える。
それが見る人から見ればリベラルだの左翼だとに見えるのだろうが、何のことはない。現状維持のままでは衰退が避けられぬために、新しいイノベーションを欲しているだけなのだと感じている。

私が感じている多摩と京都の近しいものというのは、恐らく新選組から密やかに受け継がれた反薩長精神と、自分の土地のブランド向上のために、新しいイノベーションを欲求するところにあるのだと思っている。