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肉体労働やコールセンターを離れ、ある意味で普通の職場で働くようになってから、度々会議というものに参加することになった。
度々・・・と言っても週1〜2回程度なのだが、この週2回の会議が大変苦痛であったりする。理由はいたって明瞭。無駄だからだ。
この際、感情的にハッキリと言いたい。
もう会議が無駄で無駄で仕方がない。
何故にこんな無駄な会議に時間を使わなければならないのかと思うのだが、その会議は別の会議を開くための会議であったりする。
転職当時こそ会議で発言をするようにしていたが、遂には会議へのやる気が失せてしまったのだ。


その会議に私が参加する必要ありますか?

面倒になった私は会議主催者に言ってしまったことがある。
「大橋さん、今日の15時に会議があるんで参加してもらえますか?」
「えぇ〜・・・、この会議、私参加する必要あります?」
「いや、情報共有のため(の会議ですから)ですね・・・」
「うーん、情報共有なら回覧でも回してパパッと連絡しちゃえば終わらないですかね?」

こんなやり取りを交わしたが、結局会議には参加した。
会議でやったことと言えば、ボーッと外の景色を眺めていただけである。


会議よりトップダウンでズバッとやった方が早い

毎度無駄だと思う会議が定例会議だ。
定例会議の目的はだいたい次の目的で行われる。

(1)意思伝達
(2)情報共有
(3)社員の意思統一

特に(3)の理由が大きいらしい。
中国ではこうした会議を開かないと「いや、俺には俺のやり方があるから」と皆主張するらしいのだが、ここは日本である。わざわざ会議など開かなくても、ある程度は空気が勝手に支配してくれるから、大きく逸脱した従業員は現れない。
もっと言えば、(1)〜(3)の内容は、いちいち会議を開くより、トップダウンで手早く回した方が良いのだ。
情報共有なら回覧版なり社内掲示板なりを使って閲覧を指示すれば良いし、意思伝達も管理者命令を出せば済む話だ。

近くを見渡すと、無駄な会議が本当に多い。
定例ミーティング、参加人数が多すぎて意思決定の妨げになる会議、やる気の削がれる定時後の打ち合わせ・・・。
どうも部下が会議をしている様子をみて「ちゃんと仕事してるな」と思う管理職もいるようだが、イノベーション無き会議は仕事ではない。
この無駄に多い会議をやっていては、生産性や競争で欧米に負けるのは当然だ。

『100円のコーラを1000円で売る方法』にはこのような指摘がある。
「ドラッカーは日本型のコンセンサス(周囲の同意)重視のやり方は強いと言っています。
でも、それは間違っています。
そもそもピーター・ドラッカーのマネジメントは1970年代の本であり、行動のスピードが求められる現代では通用しないものがあります。」
と。これに関しては私もそう思う。
だが、私が何を言っても響くことはないだろうから、まずは次の図書をおススメしたい。