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紅白で『アニメ枠』で出てたんですね・・・

「いやぁ、水樹奈々はもう紅白呼ばれないでしょうねー!
だって小林幸子が『アニメ枠』で復活したんだもん!」
一瞬、知人はいったい何を言っているのだろうと耳を疑った。小林幸子が紅白で初音ミクの『千本桜』を熱唱したと言う。
芸能に疎い私には、まさか小林幸子が初音ミクの歌を歌うなど、微塵も知らぬ出来事だ。
嘘だと思うならネットで調べてみろと言われ、検索してみると、まぁ出るわ出るわ・・・。

「ね、言った通りでしょう?
かたや演歌歌手の頂点に立った人、かたや演歌歌手になりそびれたアニソン声優、喧嘩にならないでしょう。」
水樹奈々がどんな経緯で声優になったのかは知らないが、小林幸子が凄いと言うことだけはよくわかった。



なぜ小林幸子がアニメ枠で復活したのか

樹奈々が紅白に6年連続で出ていたことすら碌に知らなかった私で、かたや小林幸子が歌手生命絶対の危機に立っていたことなど余計に知らない。
それでも話しを聞いていて、アニメ枠で復帰した小林幸子が凄いとは思った。
しかし、疑問が一つ残る。なぜアニメ枠で復活を果たしたのか。

小林幸子が千本桜を歌うに至る経緯として、小林幸子のお家騒動がある。
マネージャーと喧嘩し、事務所と決別。仕事が無い。さぁ、どうしよう、というところからの再スタートだ。
たぶん、私なら『まぁ働かなくても金は残ってるし、静かに余生を過ごすか・・・』というところでそのまま引退だ。
だが、小林幸子は復活した。
これについて、知人はこう分析する。

「そりゃ大橋さんの言う通り、働かなくても高い生活水準で余生を過ごすことができるでしょう。
でも、小林幸子はもう一度舞台で目立ちたかったんですよ。その為にはなんだってする。
アニメに転落なんて書く週刊誌もあるかも知れない。けど、舞台で拍手喝采を浴びたいと言う欲求の前には、アニソンだろうとやってやるわよ! みたいな意気込みがあったんじゃないですか?」

もはや還暦などとうに過ぎている小林幸子。その年代ともなれば、色々とプライドも高くなっているだろう。
それでも『舞台に上がる』という目的のため、自分を変えた小林幸子に、私は素直に感服するほかないのであった。