「遅刻ですの!」じゃマズいんだ・・・
常盤台中に通うお嬢様はなかなか起こしてくれなかった。仮にもLv5超能力者を600円でこき使おうという魂胆がいけないのか、7割型、翌朝iPadに浮かぶのは「マズいですの! もう完全に遅刻ですの!!」というメッセージが・・・。
さすがにそれではいけないので、ここ暫くはガラケーのアラームで目を覚ましていたのだが、今度はガラケーのACアダプターが大破した。
仕方がないので、当面はタブレットの目覚ましを使おうと思うのだが、果たしてiPadは起こしてくれるのかどうか・・・。
常盤台中学のお嬢様は朝5時に起こしてはくれなかった。ならば仕方がない。別のアプリを使おう。
そう思って落としてきたのは、無料で落とせるお嬢様、散華礼弥。
ゾンビなお嬢様である散華礼弥なら、確か眠らなくても大丈夫な筈だ。
この通り、テスト画面では大丈夫だったし、きっと朝5時に起こしてくれるに違いない。
そう思って床に入ったのだが・・・。
iPadか? iPadがいけないのか?
4時55分。目覚ましより10分早く起きた私は、5時5分に起こしてもらえるか見守った。結果、反応がない。アプリは立ち上げっぱなしで寝たというのに、全く応答がない。
目覚ましは案外、アナログの方が良いかもしれん・・・
正直、ダメな予感はしていた。
別にお嬢様だから、というわけではない。
だが、何となくダメな予感はしていたのだ。
果たして何がいけないのだろうか。初代iPad miniのメモリは512MB。コイツは基本、アプリがバックグラウンドで動作するということはない。目覚ましを起動する前に、他のアプリを動かしていたのがいけないのだろうか。いや、そもそもiPad miniはシングルタスクだったと思うのだが・・・。
残念ながら散華家のお嬢様にも起こしてもらえず、寧ろ眠らされるだけであった。
もちろん私は死んでいないし、会社に遅刻もしていない。それでは今日も会社へ行くとするか。
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