ブログネタ
フリーターの本音 に参加中!

確かに土木は優秀だと思うが・・・

少なくとも3.11以降において、日本の技術力とやらを大なり小なり、疑わされる出来事は多いように思う。
つい先日もパークシティLaLa横浜の傾きが報道され、姉歯事件、原発事故を加えるとますますもって、日本の技術力というものが疑わしくなる。少なくとも、なんでも無条件に「日本の技術力スゲー」などと言える状況ではないな。

確かに鉄道技術力(特に新幹線)技術力は超・一流だろう。
主観ながら、高速鉄道技術については、日本より上の国は無いと思える。その新幹線技術は車両設備のハイテクさだけでなく、壊れない高架線やトンネル作りという土木技術が支えになっていることは確かだ。
そうしたことを考えると、確かに土木は一流の技術を持っているのだろう。

建築は怪しいぞ建築は

しかし、建築となると非常に怪しいように思える。
残念ながら日本のゼネコンは海外の仕事は取ってこれず、殆ど日本でしか仕事を取れない。
まぁ、海外には海外の建築基準があるので、そこは致し方ないとしよう。
近年はここに、派遣の現場監督という要素が加わるようになった。
派遣の現場監督。
普通、派遣と聞くと「建設業って派遣ダメなんじゃないの?」と思われるだろう。
が、実は『派遣は建設業界に入ること自体を禁止しているわけではない』というのがミソ。そこの隙間へ上手い具合に入ったのが、夢真ホールディングスをはじめとする現場監督派遣の派遣会社だ。
職人がやる作業は禁止でも、現場での測量や工程管理業務はOKなのだ(実際には荷揚げなどの禁止業務もしているが・・・)。

さぁそこでパークシティLaLa横浜。
例えば夢真が1991年から現場監督派遣を始めていた(同社沿革より)ことを考えても、竣工2007年であるこの建物はかなりの派遣監督が居ただろう。下請け業者も含めて。
マンション建設の場面は比較的、派遣の現場監督に割り当てられやすい。
するとキチンと技術を持った社員が減るわけだ。もちろんこの技術には職人とのコミュニケーション技術も含む。
特に職人とのコミュニケーション技術の低下は痛いのではないか?
なぜなら職人は我儘な人が多い上に、すぐ手を抜くからだ。しかも建設業歴は監督より職人の方が長いとくると、尚更大変。環境的に何かしらの手抜きが発生しやすいことは、容易に想像できると思う。

一応私も一社だけ派遣されて、消防検査や建築検査で誤魔化しが行われる様を見てしまうと、アレで日本のマンション投資は危険なのではないかなと思ってしまう。
土木は確かに優秀と思える日本の技術だが、建築は案外怪しいものだ。その傾向はこれから、より一層強くなるだろう。

【マンション欠陥が気になる人へ一読推奨】
ゼネコン建設業の恐るべき実態‐鴻池組出身の方の運営サイト