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世の中の8割はケータイを律儀に携帯する

世の中の人の約8割はケータイは持ち歩かないと不安を感じるようだ。
2007年の情報と若干古いものであるが、インフォプラント調べによれば、携帯電話を持ち歩かないことに不安を感じるのは80.9%。
そのうち、半数が"持ち歩かないととても不安"と答えている。

対して持ち歩かなくても不安を感じないのは16.8%しかいない。
2007年と言えば私もケータイ族。パソコンもタブレットも持っていない時期で、この時期に調査されたら間違いなく、ケータイ持ち歩かないと不安族だった。

ロクな電話が架かって来ないんだ!!

私のモバイルライフが一転したのはWiMAX内蔵タブレットを買った2012年からだ。
この頃に出たタブレットだと、カメラの画素数も高かったり動作も早かったりで、2015年の機種と比べてもそんなに遜色はない仕上がりになっていると思う。

そこで自分のモバイルライフを見直してみた。
ケータイ電話、一体なんのために持ち歩いているのだろう。
例えば親しい友人から電話が来た時、それはとても嬉しいだろう。私だってエキサイトする。
ランチのお誘いかも知れないし、もしかしたら飲みの話かも知れない。私は酒嫌いだが、それでも友人から誘われれば断りはしない。無理に酒を飲まなければいけないわけではないし、友人に会えるのは楽しいからだ。

しかし、現実に架かってくる電話はどうだ?
ロクな電話が架かって来やしないではないか!

「大橋さん、●●の件だけど、これってどゆこと?」
「悪い、今日急に欠勤が出ちゃって、急きょ出勤して欲しいんだ!!」
「わたくし、◆◇プランニングの○○と申しまして、あの、今日はちょっと保険のことでですね・・・」

内容が殆どトラブルか営業ばかりではないか。
こうした電話が架かって来ることで自分の作業は中断され、貴重なプライベート時間を奪われてしまう。コレが堪らなく嫌になる。

こうした嫌な思いをしているのは私だけだろうか?
私はこの堪らなく嫌な電話から何とか逃げたかった。
そこで考えたのだ。
「外でもネットしたいならタブレットがあるし、作業したいならノートPCだって持ち歩いている。
じゃあケータイは家に置いとけば良いんじゃないか?」と。

「それじゃケータイの意味ないじゃん。」
とはよく突っ込まれるのだが、取りあえず番号だけはないといけないタイミングがあるから、その時だけのために存在しておれば良いと返答している。

私は周囲にケータイは不携帯であると宣言している。
こうしたことで煩わしい着信の一切から解放された。その開放感を覚えると、ケータイなんて取りあえず一人暮らしの連絡用回線として持っていればそれで良いと思えてくる。
ケータイを持ち歩かないと不安。それは多分、殆どの人が明確な理由はないけど、持ち歩かないと不安になるのだと思う。
だがもし、ケータイ依存から脱却してみたいと考えるなら、自分のケータイの用途を一度、紙に書き出してみるといい。
「コレって本当にケータイじゃないとダメ?」
そう思うところからはじめて、本当にモバイルの見直しができるようになると思う。