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会社人の間違いなんじゃないの?

私は初めて就職してからこのかた、一度も社会人としての自覚を持ったことがない。
高卒で就職しているが、就職して最初に言われるのが「お前ももう社会人なんだから・・・」というモノだ。
佐川急便を経て、コールセンターで3社4現場巡っているが、すべてのコールセンターで似たようなことを言われた。

社会人としての自覚!

ウンザリするほど言われているだが、初就職から10数年経過した現在に至っても、"社会人になった"という自覚が少しもわいてこないのだ。

確かに会社には休まず出勤している。休まず出勤しているのだが、それだけだ。
別に地域のボランティア活動に参加しているわけでもないし、何かセミナーやイベントを主催したことがあるわけでもない。
「これって会社に行ってるだけで、社会には参加してなくね?」
心の底からそう思う。
それはまさに、社会人じゃなくて、会社人の間違いなんじゃないのか。そうとしか思えない。

学校と何が違うの?

「ここは学校じゃないんだからね!」
これもまた、ウンザリするほどよく聞く話だ。
このセリフの後には大抵次の言葉が続く。
「会社からお金を貰っている以上、結果を出さなくちゃいけない、キチンと仕事しないといけない」と。

しかし、これはあくまで「学校は仕事しない・結果を出さなくて良い」という論法があって成立する言葉だ。
もしそんな論法が成立するなら、学校なんて要らない。
現実はそうはなっていない。
学校は会社人を育成する機関であり、生徒会や学級委員、祭の実行委員はキチンと仕事をしている。●●祭実行委員がキチンと仕事をしないと、各イベントは回らないだろう。
結果を出さなくて良いなんて無茶苦茶な論理もない。
高校や大学は単位や成績の最低ラインをこなさなければ留年だ。まして学校は『親御さん』という名の出資者に金を出してもらって通っているわけで、結果を出さなければならないことに学校と会社人の違いはないように思える。

会社に入れば社会人。
どうにも私には会社人と学校生徒の違いが見えない。
社会人という言葉は単に、大人の驕りにしか見えないように思うが、気のせいだろうか。