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京都人特有のプライドの高さや恐るべし

前回、あんな愚痴を書いていてまた一つ、京都人の苦手なところを思い出してしまった。
一時期、通販のコールセンターで働いていたことがある。
お中元やお歳暮はやはり通販を利用するお客もかなり居て、その時期限定でのコールセンターの求人というのは結構ある。
私が主にやっていた対応というのはこれまた、クレーム対応なのだが、ここでも京都人のクレームはドぎつかった。

僕はインスタントコーヒーは飲めんのや。
だから他のに替えて!!


この言葉で始まった京都人のクレームは、大炎上したことだけは覚えている。
あまり詳細には思い出せない、というより、忘れたかったから全力で忘れようとしたのだろう。
ただ、なぜ荒れたかという概要は覚えている。

なぜ私はあのクレームを大炎上させてしまったのか。
それは一言で言うなら・・・。

面子(メンツ)

この一言に尽きる。
私がどんな対応をしたのかは全く覚えていないし、4年以上経っているのにわざわざ思い出したくもない。
しかし、どうも私がその京都人の面子を潰したらしいということは覚えている。何せ訪問謝罪まで要求されたのだから。
同時期に受けたクレームの中でも「僕はアレな人間と渡り合ったこともあるんや!」なんて言い出す人もいる始末。
「(別に訊いてもいないし、一介の卑しいコールセンター員にそんなこと自慢してもしょうがないでしょうに・・・)」と思いながら聴いていたのだが、やはり京都人は大変メンツを大事にしているらしいことはわかる。

京都と言えば確かに元は都だったところだ(今でも大都会だが)。
おそらく、都の人間としての意地が維持されているが故に、プライドの高い人格が形成されていくのだろう。この辺の事情は何にもない東埼玉出身の私にはよくわからない。

ただ一つ明らかなのは、京都人のメンツを潰すことをしてしまうと、クレーム対応は大っっっ変苦労するということだ。