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実家に帰って浮き彫りになった課題

正月、実家に帰ってわかったことは、実家の面々のパソコンスキルは全くと言っていいほど上昇していなかった。
マウスコンピュータのWindows7機を実家に譲渡していた私は、1年もあれば少しはパソコンスキルもついているだろうとタカをくくっていた。
しかし、身についていたスキルは、iPhoneの写真をUSBに移動させることくらいだった。
これは私にひとつ、新しい課題を提示した。
それは、そもそもパソコンで何をするのか、という課題だ。


パソコンとビジネスと仕事
能動的な作業はパソコンが必要

結論から言ってしまえば、何かを生み出す作業は全てパソコンが必要だ。
文章を書く、表を作る、写真を加工する、サイトやアプリを作る。
これらの作業は全てパソコンでなければ仕事にならない
ただし、普段の生活の中で、そんな機会があるのかということが、非常に問題になる。


ゲームくらいしかしない・・・

会社人生活や学生生活をしていると、プライベートで何かを生み出す作業はほとんどしないのではないだろうか。
困ったことに、IT企業に居てる状況でさえ、新しい技術がどうのこうのという話より、パズドラで幾ら使ったかの会話の方が盛り上がれるのだ。
確かにスマホだけで生活(プライベート)に困ることはないのだが、あくまでスマホでできることは受動的なものがほとんどだ。
実は内閣府の調査によれば、13-29歳におけるパソコン所有率は先進国中、日本が最下位になっている。
欧米人は早くからパソコンに慣れ親しみ、日本人は大学生になって、レポートを書くのにやっと買うというのが現状だ。
おそらく、欧米人は人生の早い段階で『何かを生み出す必要が日常的にある』生活をしているのだろう。
半面、パソコンの所有率の低さと裏腹に、ゲーム機の所有率は高いという日本では、何かを生み出す必要性がプライベート生活に無いともいえる。

パソコンを何に使うかと聴かれたとき、個々の案件としてブログを書けるだとか、映像制作ができる、プログラミングができると言ったことを言うことはできる。
しかし、プライベートでそう言ったことをしなくてはならない人は、あまりいないのだろう。
せっかくのWindows7機も、ここ1年で全くと言っていいほど活用していなかった実家の面々。
その姿を見たとき、果たしてパソコンで何ができるか、という課題を提示され、その回答には悩むものがある。