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日本にあったら住みたいと思う街

『ご注文はうさぎですか?』こと、略して『ごちうさ』。
近ごろ大変人気のこの作品、観ていて楽しくなると同時に、何か物悲しくもなることがある。
物悲しくなる要素と言えば恐らく、あの街並み。
近年の漫画、アニメは実在する街をモデルにした作品が多い故、最初に考えるのが「この街は日本に実在するのだろうか?」と言うことだ。

歴史感を大切にした建物、それでいてそこそこ活気のあるお外に、落ち着いたカフェ。
あんなカフェでゆっくりとパソコン作業でもして過ごしてみたいモンである。
もし日本にあるなら、きっと長崎あたりにあるに違いない。そう期待を寄せて検索するが、まぁ、モデル都市は日本ではなかった。ストラスブールという、フランスの街だった。
ごちうさ 街並み
登場人物は日本人で、通貨も円だが、舞台のモデル都市はフランス(ドイツ国境付近)の街。
この歴史的景観を留めた拝啓に、妙に惹かれる。



歴史を壊した近代アジアの建設

もし日本の中で、ごちうさ世界のような歴史感を大切にした都市を浮かべるとするなら、日本人の多くが京都を想像するのではないかと思う。
テレビやネットの写真で見る京都の街は、古めかしさを大切にした素敵な姿だ。現に、修学旅行ではそういうところを重点的に巡ることができる。
しかし、一人で行ってみると、京都の印象はガラリと変わってしまう。
京都駅を降りて目の前にあるビックカメラとパチンコ店、運転が乱暴な京都市バス、注文を急かされる喫茶店、地下鉄沿い線はただひたすらビルの街。
「おかしい、あの古都の景色はどこへ行った?」
と言うのが、一人で京都へ行ったときの、率直な感想だ。
この点については、実際に京都に住んでいる人の記事で『観光地としての京都は実質的に「清水・祇園」のことを言う』で初めて知ることができた。私がテレビやネットで目にしてきた写真は、京都の中の清水・祇園の景色でしかなかったということだ。

有体に言えば、現代的都会としての京都は確かに凄い。
OMRONや佐川急便をはじめとする大企業の本社ビルが存在する都市であり、ビジネス都会としての京都は確かに凄い。しかし、古都としての京都と言うのは、街中には殆ど残っていない。

ストラスブールの上空写真
ストラスブールの上空写真。上空から見ても、歴史観を大切にしていることがわかる。
(画像参照元)
だが、きっと京都だけの問題ではないのだ。
恐らく近代アジアの建設と言うのは、コンクリートを建てることに、技術が注がれたのだろう。
奈良公園の側にはコンクリートの検察庁が。ベトナムにはハノイロッテタワー、マレーシアにはペトロナスタワー、韓国の北東アジア貿易タワー等々。
ヨーロッパの建物と比較して個人的に思うのは、アジアはデカい建物を作って権威を示したいという顕示欲の表れに思ってしまうのは、多分考えすぎだろう。