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実際にはまだ駅に貼られていない鉄道むすめ版『駅乃みちか』に修正要求が入り、いささか味気ないデザインとなった画像がTwitterで拡散されている。
当初の原画を見ると、確かにポーズは良くないとは思う。
「東京メトロのサービスマネージャ。ならばクネクネと立つのではなく、シャンとさせい!」とクレームを入れた人の気もわからないではない。

また、あのような制服のスカートには『静電気防止用のインナー』がついているらしく、修正前のようなシルエットになることはあり得ないそうだ。
言われて思い出してみると、確かに女性のスーツで修正前の駅乃みちかのシルエットになることは無いように思える。
そこで修正された画像をTwitterで見たのだが、なんと言うか、これでは最初から何も出さない方が良かったのではないかと・・・。
(もっとも本件でクレームを出した人はそれを望んだと思うが・・・)
J-CASTで見た修正後画像では、そこまで大きく修正はされていなかったので、多少、元の絵を描いた人の意地もあったのかもしれない。

鉄道むすめがNGでプレイボーイの広告はOK?

あの件でクレームを言った(&言いたい)人の主張は概ね次の2つだろう。
⑴公共の場に相応しくない性的な描写である
⑵公共交通機関のキャラクターに相応しくない!

ではまず⑴について見てみよう。
件の批判を受け、「じゃあこれは批判の対象にならないのか」と貼りだされたものがある。
週刊プレイボーイの広告だ。
電車の中でも良く見る水着美女の広告。筆頭と言えるのが週刊プレイボーイの広告であり、一時期は新宿駅にドッカリ居座る写真が流れていた。
間違いなく、"公共の場に相応しくない性的な描写"だ。
もっと言えばPEACH JOHNだってダメかもしれない。
しかし、それに対する苦情は寄せられないようだ。なぜなのか。

じゃあ京都地下鉄はアウトです!

続いて⑵、公共交通機関のキャラクターに相応しくない、という主張を見てみよう。
Twitterではこんな意見があった。

「東京メトロは東京都から補助金を受けていますし、純粋な私企業と言えないのも原因かも。」

ふむ、ある意味通りそうな理屈だ。
しかし、その基準で言ってしまうと、完全にアウトなキャラクターが存在した。
ステメモ×京都地下鉄
京都地下鉄だ!!!
京都地下鉄は『京都市交通局』が運営するものであり、ある意味、京都市そのものに近い。
東京メトロのクレームの基準で太秦姉妹を見れば、完全にアウト。
ここはクレーマーになったつもりで京都地下鉄のキャラを批判してみよう

⑴太秦萌の『萌』という名前が気に入らない!
⑵スカートが短い! 公共の場に相応しくない性的な描写だ!
歴史と伝統を大切にした京都のイメージを崩す相応しくないキャラクターだ!
⑷太秦姉妹の母親が東京出身であり、住まいも中京区ではない。よってコイツは京女ではない!


ざっとこんなものか。もっと出るかもしれないが、私は太秦姉妹を作った京都市交通局を評価しているので、あまりこれ以上クレーマーになったつもりで書きたくは無い。
実際問題として、太秦姉妹はキチンと経済効果を起こしており、京都地下鉄へ行けば、日常へしっかり溶け込んでいる。
『地下鉄に乗るっ!』のキャラは新たに男性が加わり、京都精華大学のイメージキャラクター、太秦そのは、バスのアナウンスまで行った。京都市内で外国の住民と思しき人も割と見ているし、世界遺産醍醐寺の近くはニュータウン。
意外と多様性を認める土壌があるのが京都かもしれない。
その反面、東京や大阪の持つ、意外な排他性の高さに、私は驚いている。


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