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チェーン毎のコラボ戦略の違い

今更ながら、一番くじやコラボ商品には、各チェーン毎の戦略の違いが見られてきて、なかなか面白いと思っている。
昨日、湯島まで行って何を買っているんだと思うものがあったが、思えばローソンはよくよく冒険をするものだ。
反面、セブンやマクドは、あまり冒険をしないように思える。

大手チェーンはエンタメとのコラボをすることが幾分かあるが、セブンとローソン、マクドとロッテリアでは、真逆の方向を向いているように見えてきた。


確実性を取るセブンとマクド

セブンやマクドのコラボ商品、一番くじを見てみると、彼らが選んだのは確実性なのではないかなと思っている。
セブンやマクドが扱うコラボ商品、一番くじにはどのようなものがあるだろうか。
強いて言えば、児童向け、一般大衆向けのものが殆どだ。
セブンやマクドで出てくるコラボ系商品ドラゴンボール
ポケットモンスター
妖怪ウォッチ
ワンピース
妖怪ウォッチ
有体に言えば、この辺の作品は「好きだ!」と答える人より「嫌いだ!」と答える人を見つける方が、難しいのではなかろうか。あるいは、子供がいる人には、子供へのプレゼントにと考える親御さんも多かろう。
ドラゴンボールなんて、日本が世界に誇る超大作なわけで、あまりドラゴンボールに「キモい」と答える人はいないだろう。
言うなれば、セブンやマクドのコラボ戦略は打率3割。セブンはエヴァはAKB系など、多少ヲタもターゲットにしたものを出すこともあるが、AKBはともかく、エヴァはもう世界的な名作なので、やはり確実性の高い商材ではないだろうか。



確率性を取ったローソンとロッテリア

セブンやマクドが大衆をターゲットにするのとは対象的に、ローソンやロッテリアのコラボ商材、一番くじは大分ヲタ向けだ。間違っても万人受けするようなものではない。
例えば彼らのコラボ商材、一番くじにはどんなものがあっただろう。
ローソンやロッテリアで出てくるコラボ系商品アイドルマスター
けいおん
まどか☆マギカ
艦これ
ご注文はうさぎですか?
ざっとこんなものだろうか。
比較的大衆性を狙ったものだとヱヴァンゲリオンがあるが、全体的にヲタ向け(ライトな層も含む)が多い。
個人的な感情を抜きに言うと、この辺の作品はまだまだ「好き」と答える人より、「嫌い、気持ち悪い」と答える人の方が多いのではないかと思う。
ヲタ文化が比較的受け入れられるようになったのは、ちょうど今の35歳以下の世代からのようなもので、少なくとも36歳以上の世代は嫌悪感を持つ人の方が多いだろう。
となると、ローソンやロッテリアの打率は良くて1割になると思っている。
ローソン Cinderella Project

ただ、ヲタ層場合、多分、複数買いをする人が多いのではなかろうか。
使用用と保存用、大抵ここで2個は買う。ヘビー層になると布教用まで買う人もいるかも知れない(超稀だと思うが・・・)。
となると、売れる時は一気に売れるわけだ。
特にローソンがアイドルマスター系商材を出すのは1度や2度ではないし、やはり打率1割でも集金力があることの証左だろう。
セブンとローソン、マクドとロッテリア、どちらの戦略が間違っているわけでもない。
ただ、この戦略の違い、見ていてやはり、面白い。
そんな私はどちらかと言えば、セブンよりローソン、マクドよりロッテリアの方が好きである。