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女子高校生の粗探しで忙しい大人の方々…

「貧困家庭の女子高校生が実は貧困ではなかった!」
などと言うことがツイッターでささやかれ、かなり炎上していた。
NHKが放送した生活保護を受ける家族に焦点を当てた番組で、イラストレーターを夢見る女子高校生が取材されていた。と言っても、私はその番組を観ていないのだが。

正直、私にはその女子高校生とやらには興味はないし、該当のツイートがタイムラインに流れても、さして何の感想も抱かなかった。
例え生活保護を受けている家庭であろうと、子供が自分で働いて稼いだ金をどう使おうが、それは本人の自由であるべきだと考えているからだ。そうしてお金の稼ぎ方と使い方を学習し、大人になっていけるのが、高校生アルバイトの良いところだ。

しかし、どうもそのことに心中穏やかでない方もいるらしい。
(ある層に)人気のYoutuberのKAZUYA氏は「おいおい、あの女子高生が貧乏なんて嘘ついてたじゃないか」と毒を吐き、それに呼応するかの如く、政治家の片山さつき氏が「なんなのあの子は!!」と言わんばかりのツイートを垂れ流す。
既に当該の高校生の住所まで特定されてしまったようで、かなりのストーキングを受けていることは疑いようもない。
これが未成年のやることならまぁ、止む無し・・・とは言わないが、大人までやるから、始末の悪いことこの上ない。
顔も合わせた事のない女子高校生が、自分の稼いだ金をどう使おうが、どうでも良いと思うのだが。


弾圧をかけているのはお前だお前・・・(´・ω・`;)

かつてKAZUYA氏はアレだったか、自身のYoutube動画の7割から、広告を消されたことに立腹していた。
「これは不自然だ。何か圧力がかかっているんじゃないか?」
と動画中で言っていた気がする。
この動画を視た時、私は思わず「えぇ〜〜・・・?」と驚いてしまった。
勿論、Youtubeの広告の仕組みを知っていればこんなバカげた発言は出来ないのだ。
まず、本当に弾圧を受けているなら、"広告が削除される"のではなく、"動画が削除される"のだ。
だが、動画はキチンと残っている。
もう一つ突っ込むなら、3割の動画には広告が残っているということであり、広告が残っている動画はGoogleのガイドラインには反していない(と思われる)ということだ。もちろん、その点のジャッジはあくまでGoogleが決めていることなので、私は何とも言えない。

しかし、連中を見て思うことがある。
「お前さんは誰からも圧力は受けていないけど、一人の女子高校生を凄い弾圧してない?」と。

「生活保護を受けている家庭の分際で!」と言いたいのだろうが、私からして言えば、高校生が自分で稼いだバイト代すら自分の使いたいように使えないなら先進国ではなくなっているということではないのか?
それこそ、この手の面々が大嫌いな中国や韓国と同じレベルに日本が落ちたと言うことではなかろうか。寧ろそちらに危機感を持つべきだろう。
貧困家庭が増えていることは実感できることであるし、私の実家など義父と母の収入合わせても私の1.25倍くらいしかない。因みに私の労働収入は手取り20万円程度だ。
この位の収入で3人家族を回さないといけない家庭は珍しくなくなっており、国策としての改善が必要なのは事実ではないかと、私は思うのだが?