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ビジネス右翼は遂に政治へ進出する?!

一流大卒の桜井氏は都知事選を固辞したが、高卒の桜井君は都知事選へ出馬するようだ。
元在特会会長、桜井誠(本名:高田誠)。
ビジネス右翼の父でもあり、ヘイトスピーチ対策法案のきっかけを築いた人物とも言える(本人は認めないだろうが)。

一方、遊び半分ではある(と思う)のだが、Twitterでは多摩の東京都離脱を問うアンケートが行われていた。
そしてなんと、7月2日現在では、賛成派が多数である。意外にも多摩県構想に賛同する人は多いのか。
しかし、実際問題として、23区と多摩地区は別々の文化圏と言える。
吉祥寺や小金井は23区と近い雰囲気があるが、立川まで行くと、だいぶ23区とは雰囲気が変わってくる。
更に多摩川を越えて南多摩へ入ると、全く違う雰囲気を味わうことができる。とは言え、23区がたくさん税金を集めているだろうから、一応、多摩は東京都であるメリットは大きいのではないかと、素人ながら思っている。
しかし、少なくとも桜井誠という男が万に一つでも当選しようものなら、私は多摩県構想を全力で応援致したくなる。
(因みに上記リンク先のアカウントは、この記事を書いている最中に消えた・・・)


民主主義が理解できていない・・・そりゃお前だろう!

英国のEU離脱を受け、スコットランドとロンドンが「グレートブリテンから独立しよう!」と動き出したのは、多くの人が既知の通りだ。
個人的にスコットランドは本気で独立を考えていて、ロンドンはイングランドに対する脅しだと思うのだが、ロンドン独立の署名が15万人も集まってしまったのは、驚くべきことだろう。
これに対して、桜井誠はツイッター上、こう発言している。
少なくともこの発言を聞いて、私は「コイツは何を言っているんだ?」と思ってしまう。
ならば日本にも参勤交代だの丁稚奉公の歴史があったのだから、奴隷制が日本人によく合うことになりそうだ。
まぁ、江戸時代の店主だの番頭と丁稚の関係は半分、セクシャルハラスメントで結ばれた関係ではあるね。
そう言った歴史があるからこそ、今日の日本企業にはブラック企業が多いのだろう。
これでは日本人には民主主義が理解できないということになるまいか。
少なくともこの発言は、単にムスリムをバカにしたいだけだろう。
それともう一つ、ロンドンは『EU残留』が多数派である。



都知事候補は異文化を理解できない

私がこの記事でやっていることが、桜井氏の揚げ足取りなのだ。いかんせん、バカげたことではあるが、本当にムスリムが民主主義を理解できないか検証してみよう。

東京はほぼ単一民族/無宗教都市だから、ロンドンの事情はちょっと想像し難いのだろう。
外国反応の掲示板で「ロンドンはもはや独立国だよ・・・」と嘆く英国人(らしき人物)がいたが、ロンドンは今や他民族/他宗教都市だ。
日本のように大和民族だけが日本国籍を有しているわけではなく、移民二世や三世が英国籍を持っているし、選挙権もある。
だが、それでもロンドンはまだ白人・キリスト教徒の都市なのだ。
London Religion(ロンドンの宗教)
これはイングランド版ウィキペディアに掲載されていたロンドンの宗教割合だ。日本版とだいぶ数値が違うが、まぁイングランド版の方が実態に近いと見て、こちらを使用する。
最新の情報はないが、2016年現在はムスリムの割合が15%になったと考えても、65%がクリスチャンか無宗教と見ていいだろう。
人種は言うまでもなく白人が多いことは、日本語ウィキでもすぐわかる。
そんな環境をもって、果たして民主主義を理解できない人が、市長になれるのか。はっきり言って無理である。
そしてもう一つ、サディク・カーン氏はどんなキャリアを持った人物だったかと言えば、人権派弁護士。日本で言うところの、宇都宮健司氏と言ったところだろうか。
どちらかと言えば弱者を救済する側に立つ人だったわけで、寧ろ民主主義を理解している人であろう。
強いて言えば、東京の民主主義とロンドンの民主主義の姿は違うのではないかと思うが。

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