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今も昔も東京一極集中

コールセンターの仕事が東京から出ていくならそれは良いことだと、以前に書いているが、少なくともコールセンターの仕事はまだまだ、東京に集中したままになりそうだ。
人件費や家賃で考えれば郊外・地方の方が安く、コストカットにはうってつけなのだが、どうにも大企業は東京にセンターを構えたがるらしい。

コストカットという要素を無視して言えば、東京にセンターを構える利点は確かにある。
最大の利点は人が集まりやすいこと。
離職率が高いと言われるコールセンターだから、人が集まりやすいということは、即ちすぐに辞められても対処できる(代わりはいくらでも集まる)ということだ。





もう一つ、東京のコールセンター業務には、客先常駐タイプがかなりある。
客先にとって本社は東京にあり、やはり本社と連携する要素を考えると、やはり東京が良かったのだろう。多分、だが。
現在もベルシステム24や、りらいあコミュニケーションズの求人サイトを見てみると、依然として東京の案件がダントツに多い。

職場の先輩はこう言っていた。
「20年くらい前は、営業は10年後に居なくなるって言われてたんです。
じゃあそれから10年以上経った今はどうですか?
営業居なくなってないでしょ?」
コールセンターは10年後、食えなくなる職業としてリストインしている。
その一つが海外や地方へ移転することが書かれていたのだが、果たして本当に地方へ行けるのか疑問だ。
クライアントにとって、やれなくはないが面倒くさいのが現実ではないかと思う。
当面の間、コールセンターの大半は東京に居座るだろう。