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タクシー屋が飯を食えなくなる

もしドラえもんがたくさんいる世の中になったら、会社員として飯を食っていける自信はあるだろうか?

正直言って私は野垂れ死ぬ自信ならある。
時はまだ21世紀。なれど車はメルセデスが全自動運転をかなり進めたらしい。映像で見ても見事としか言いようがなく、完璧な運転だと感激する。
その一方で、ドラえもん化していく時代が近づいていることを実感し、果たして人間を必要とする仕事は何が残るのだろうかと、疑問が起こるわけだ。
もし車の全自動運転が実用化されたら、真っ先に職を失うのはタクシーの運転手。
人工知能は目的地を言うだけで最短ルートを割り出し、客もタクシー代が安くなって済む。
下手するとバスの運転手だって職を失うかもしれない。人工知能はバス停の位置をしっかり覚え、時間も守れば疲労によるミスも無い。疲れたらミスをする人間は速攻でクビになってしまうだろう。

お父さん、二種免許ってなぁに?

もしかしたら我々は子供らから、こんなことを訊かれる日が来るのかも知れない。
人工知能付きの自動車が、どれだけの価格で売られるのかは検討付かないが、下手に運転手1人雇うより安いかも知れない。
もし自分が社長の立場なら、運転手全員クビ切って、全部人口知能の車に替えてしまうだろう。
タクシーは全部AI。バスも全部プログラムで安全定時運転してくれる。こうなると二種免許は意味を持たないものになってしまう。
そして子供から訊かれるのだ。
「お父さん、二種免許ってなに?」と。
車の自動運転化を進めているのはメルセデスだけじゃない。アウディやGoogleも”文字通りの意味での自動車”の実用化に向けて動いている。
IT技術が発達し、ドラえもんの時代に近づけば近づくほど、人間の手が要らなくなってくる。
幸い、パソコンを使う仕事は人間の専門領域になってくれるだろうが、それ以外の作業はドラえもんが作業してしまう時代が来るのかも知れない。
メルセデスベンツの自動運転自動車から、そんなドラえもんの未来を垣間見た気がした。