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面接では残業大丈夫か聞かれたけど・・・

「ちなみに残業って大丈夫ですか?」
「はい。問題ありません!」
こんなことは面接でよく聞かれると思う。
どんな業種・職種でも訊かれることはあるし、人不足であることが多いコールセンターでも残業は頻繁にある。
残業大丈夫か訊かれると、残業がかなり多い職場をイメージするが、実際に入社してみるとそうでもないことがある。
特にOfficeワーク系は企業側としては残業削減・撲滅に向かって動いていることが多く、極力残業しないでくれと言われる職場も少なくない。帰宅時間を宣言させている企業もあった。

従業員の残業依存

残業を減らしたい企業とは裏腹に、従業員のモチベーションがついていかないケースがある。合理的にみて無駄だとわかっていても、"やらなきゃいけない感"に襲われることがよくあるのだ。

明らかに無駄だとわかる種類の残業は
jin-jour[一見してムダだと分かる残業1]に詳しく書いてある。
少なくとも私が今の会社に入って、間違いなく多かった残業は「つきあい残業」で、入社して2か月はコレがダントツに多い残業理由だった。コレはあるキッカケでキッパリと辞めてしまった。
コールセンターにいた時もなんだかんだで"残業収入に依存"しており、あらかじめ12時間労働する日はかなり組み込まれていた。(尤もコールセンターでは午後から出勤が嫌だったというのもあったのだが・・・。)


やめさせるのが難しい生活残業

明らかに無駄だとわかる残業の一つが生活残業。
無駄なのに、やめさせるのが難しいのもこの生活残業だ。
付き合い残業に関しては工夫しだいでやめさせることはできるが、生活残業はなにぶん、本人の収支バランスの観点から、やめさせるのが難しいのだ。

一度お金を使う心地よさを覚えてしまうと、切り詰めた生活に戻すのは難しい。
従業員にとって、手っ取り早い+αの収入源が残業代。
企業からして残業を削りたくて変動労働を導入したのに、従業員がなかなか使わないことで、悩む企業もあるかも知れない。
「残業0時間にしようとすればできるけど、残業するなするな言うなら、基本給上げて欲しいっすよ・・・」
知人はこう不満を漏らす。

お金に困っていない人なら定時で帰る思考がつくが、お金に困るタイプの人はなかなか定時で帰りたいとは思わない。
生活残業に関しては、0にするための根本的な解決案を提案するのは、まこと難しそうだ。