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緩めの佐川スタンダードの押し付け?
渡邉美樹氏が佐川急便のドライバーをやっていた期間は約1年。あの地獄のような職場で必死で300万円貯めて起業した氏をある意味、小生は尊敬している。まして居酒屋チェーンは決して先駆者なものでは無かったわけだから、和民を大きくした氏の経営手腕は本物だろう。
ただ、Twitterで「労務管理を出来ていないとは思ってない」と言ったツイートで炎上してしまったのは、当然と言えば当然で、巷から『偽善者』と呼ばれてしまっている渡辺美樹氏。
私は氏の恐ろしく思えることは、当人は偽善だなどと少しも思っていないだろうと言うこと。およそ強烈な自己洗脳によって、「暴力に溢れた佐川急便と比べれば和民はボランティアと言う、慈善的な活動をさせている。残業時間にしたって佐川のドライバーの半分だ。だから労務管理もきちっとできている。」と、本気で思っているような気がすることだ。
それこそ、比較対象を佐川急便に置いてしまうと、自分の会社は天国で仕方ないと思えてしまうだろうと言うのが氏の本音ではないだろうか。


渡邉美樹さん、安倍晋三と手を結ばないでください。
ハッキリ言って氏が在籍していた頃の佐川急便は地獄だった。過労死なんてかなりいる会社だろう。それは正直に間違いは無いと思う。それでもって、営業成績がビリだったドライバーは営業店でバンっと顔写真が貼られてしまうような会社だ。自尊心を傷付けられたくなければとにかく成績を出すしかない。
後輩教育もしかり。佐川急便には体罰を禁止するような実質的規定は無い。蹴ろうが殴ろうが関係ない。病院に送られようが、仕事できない内は先輩にモノを言う権利は無い。



直接殺さなければそれで良い




そんな会社だったのだ。流石に今の佐川急便はそうでは無いと思いたい・・・。
こんな会社で1年、2年、3年と生き抜いてきてマトモな精神を維持できる人間こそ凄い。大抵の人間は大なり小なり、この独特の狂気に飲まれてしまう。
私自身が佐川急便のセンターで、一応ながら3年やっていく中で、やはりだんだん狂気に飲まれてしまったのだ。
自分自身が蹴飛ばされ、毎時怒鳴られ、時に仲間が引き摺り回されているのを見ていく内に私は思うようになってしまった。
「こんな風に人を踏みにじり放題できれば、人生楽しいんだろうなぁ・・・」と。
こんな狂気に飲まれ、暴力への欲求に支配されてしまう自分を当時から良く自覚していたし、退職後に至っては、そんな欲求を持ってしまう自分自身を非常に嫌な奴だと思って生きてきた。
2012年に強迫性障害になった時、症状の一つ、加害恐怖の原因が造られたのは恐らく中学の頃から佐川急便時代までの間に形成されているだろうと考えている。

時に、人間というのは感情として、'自分が味わった苦労は人にも味わわせたい'というものを持っている。渡邉美樹氏が徴兵を推奨するような発言は、軍隊の様な佐川急便時代の苦しみを味わった自分と同じような苦労をして欲しい、ということの表れだろう。
渡邉美樹氏の根底の思想が、安倍晋三が進めたいホワイトカラーエグゼンプション(通称:社員定額使い放題制度)や解雇特区などの方針の考えと見事にマッチしていたのだ。渡邉美樹氏の思想の根底には佐川急便時代に味わった苦労を後世のも味わってもらいたいという考えが片隅にあって、恐らく本人がそれを自覚していない。
安倍晋三とタッグを組まれることによって彼の願望は瞬く間に現実になってしまう危険性が高く、世間が少しずつ狂気に染まってしまうような、嫌な臭いを感じざるを得ない。
佐川スタンダードは世の中のスタンダードでは無い。少なくとも先進国としてはそんなスタンダードがある国など無いだろう。日本人が好きな白い肌の国から見れば奇異に映る所業だ。
直接殺さなければそれで良い。裏を返せば『直接でなければ殺しても良い』。そんな狂気染みたスタンダードは我々の世代でもう断ち切らねばならないのであって、こんな悪習はこれ以上後の世代には残してはいけないのである。どうか渡邉美樹氏には、漢字も読めない・書けない総理達とタッグを組んで、佐川スタンダードを世の中に押し付けるようなことは避けていただきたいと願わずにはいられない。