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具体的に会社名を挙げれば、「Axas」なる派遣会社が社会復帰後に初めて仕事をした会社。
最初の派遣先は「日興通信」という会社なのだが、いきなりからして出入り禁止を喰らう羽目となった・・・。
今またコールセンターに行っている小生だが、本音で言えばコールセンターはもう行きたくなかったのが本音だ。
そもそもからしてコールセンターで不安障害になり、コールセンターで長期的な鬱状態になってしまったのだから、コールセンターという職場は避けたい職場でもあった。
で、社会復帰の最初の仕事がPCキッティング。
前社で受電禁止の処分(というか苛め)を受けてから社内のPCキッティングは何度かやったことがあり、Axas社の募集要項は『PCの電源ボタンを触ったことがあればOK!」なんて言う触れ込みだったから、結構簡単な仕事なんじゃないかと思わせる要素がある。
キッティングの仕事自体は指図書の通りにやっていけば良い仕事のはずであり、それ自体は特段の技術は要らない。力仕事なので、むしろ体力の方が必要だ。
だがいざやってみると、恐らく日雇い派遣全体に言えることだが、最大に必要な技術は別にあるのだ。
一番必要な技術はなにか。それは・・・・・・。

阿吽の呼吸

これに尽きる。
これができないと日雇い派遣は日雇い派遣で出入り禁止になる人の特徴で小生も含めた人間と同じ苦痛を味わうことになる。小生にはコレができなかった。
基本的に阿吽の呼吸という技術を持ち合わせていない小生は、再びコールセンターへと戻らざるを得ない状況になってしまったのであるが、どんなに手先の技術だけあっても阿吽の呼吸ができないばかりに出入り禁止多数。
派遣会社の内勤経験者としては、そんな労働者は結構見かけるし、出入り禁止になる理由なんて派遣先の担当のご機嫌一つで決まるのである。
小生が思うに、初対面の人と阿吽の呼吸を合わせる技術が無い人は日雇い派遣、日雇いバイト自体やらない方が無難だ。
手先の技術より人間的な要領の良さが必要になるし、出入り禁止コレクターになって派遣会社から冷遇されるなどといったことも起こる。そんな世界の中で、可能な限り日雇い派遣はあまり請けずに1ヵ月単位で請けられる仕事を探した方が良いだろう。
時に、PCキッティングをしたことが無い人は今、敢えてやってみるのも良いかも知れない。WindowsXPのサポート終了によるWindows7への切替特需もそろそろ終盤だし、今仕事が無い人は1ヵ月くらい同じ現場に行けるキッティング現場に行くのも良いかもしれない。ただ、キッティングは本当に体力仕事・汚れ仕事。しかも何故かスーツ必着なので、スーツを汚したくない人にはお勧めしない。