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恐らく今も昔も『一般事務』という職種は非常に人気があって、募集1名に対して応募は5とか10といった領域だ。今も昔も一般事務は女性専用職種だし、『お茶汲み』というお仕事がある限りニーズは⓪になることは無いだろう。
別の見方をすれば、女性が『女らしく』あれるという要素(幻想)がある職種と見ることもでき、一般事務をやった人がコールセンターなんかに転職しちゃうと辞めやすいかも知れない。
職安のセミナーに参加した時も、大まかに倍率は書いてあって、事務系職種全体で募集1に対して応募は5になっているのだ。
で、恐らく三務職(一般事務・経理事務・総務)は事務系職種の全体倍率を超・上げまくっている職種であり、倍率平均を下げる要素にコールセンターがある。
小生が起業することを身近な人に話した時、「上手く行ったら事務員として雇ってよ」と冗談交じりに言われたものだ。もちろん小生は事業をするに於いて新たなニーズを創造し、多摩ニュータウンの発展に貢献したいという気持ちを常に持っているが、それは雇用を生み出すために何かしたいかというと、そうではない。
やはり皆、根底には『ラクをしたい』という気持ちがあって、『事務員』という職種はラクをしている印象そのものなのだ。
正直なところ、なぜラクしている印象があるかと言えばプロっぽさ。前著、『女性の方が辞めやすい?』 でも軽く指摘させていただいたが、一般事務の事務員さんは電話応対がプロっぽくないのである。
ある人材派遣会社で営業のテレアポをしていた時、上司からは「事務員はバカだから早く上の人間に替わらせろ」とかなり(露骨に)言われていたものだ。しかし、実際に仕事で事務員の対応を聴いたことがある人はわかると思うが、彼女たちは本当にプロっぽくないのだ。
自社の商品知識にしてもそうだし、日本語を聴いてもそう。あまりビジネスライクな敬語を使えていない。一般事務の人には誠に申し訳ないが、正直、コレだったら別に電話出てもらわなくても良いかなという感じなのだ。
架け手からすれば、「担当に替わります」ばかり言うくらいなら最初から担当が出て欲しいと言うのが本音で、自分で受け答えできないなら別に電話出ないで良い。と言うのが率直な意見である。

で、実は前著、『女性の方が辞めやすい?』でコールセンターは女性が辞めやすい要素について指摘していない点がある。それは女性の’職業選択の幅の広さ’だ。
世の中全体の職業で見ても、男性専用の職業というのは正直少ない。ブルーカラー要素であれば男性専用の仕事(力仕事)は多いが、その気になれば女性でも入り込めるほど女性に対する敷居は低くなった。小生の母など大型自動車運転免許まで取ってトラックを運転していた。年齢的な要素(50歳)でトラックは降りたが、男性で考えてもトラックの運転手は50歳が一つの限界ラインになってくるだろう。体力的に。
ところが女性専用の求人・職域というのは結構あって、アテンダントやデパートの受付嬢などは典型的な例だろう。事務系の職種だと一般事務や営業事務が事実上、女性専用職種に当たる。
経理・労務・総務といった務が付く職種は殆ど経験者市場であり、性別無関係に新卒特権を逃すと実質的にチャンスは0(経験を積むための経験も積めない状態)なので、男性が選べる職種は更に限られる。
恐らく男性が入り込める事務・IT系職種と言えば、コールセンターか店舗かエンジニアくらいだろう。そのコールセンターだって化粧品・コスメの類は女性の専門領域だ。男性がやってたら胡散臭くなる。選べる職域が狭いから、辞めようと言って辞められるものでもないのだ。

もし、コールセンターの会社に入るとしたら、ひとつだけ認識いただいた方が良いことがある。とりわけ、色んな職種を選べる女性ほど次のことを認識しないと、ホント直ぐに辞めたくなる。
はっきり言ってこれからの時代、コールセンターという職域は厳しい時代に入る。言い切るのもなんだが、これは絶対に間違いないと思っている。
何故なら多くの企業はコールセンターを潰したい。世間への建前上『仕方なく』コールセンターを持って体裁を繕っているだけであって、本音ではコールセンターなんて閉鎖したくて仕方がない。
例えば大手携帯3キャリアだろうとネットのプロバイダーだろうとそれは変わらない。
早くコールセンター会社を追い出してコスト削減したいからこそ、ユーザーに’ログインさせる’シムテムを作っているのであり、本音ではコールセンターなんて’完全に閉鎖できるのが理想’なのだ。
恐らくコールセンター会社のSV・QC・マネージャークラスは全員とは言わずとも、この辺の事情はわかっているはずだ。それがわかっているからこそ、自社とクライアントを繋ぐには常に結果を出さなくてはならない。結果を出す為にはプロとして育ってもらわなければならない。

職域が限られている男性連中はなかなか辞めないのだが、何も辛い思いに耐えてまで(自分にとって)キツい仕事であるコールセンターを続ける理由が無く、厳しい同性(女性)上司の叱責に耐えるくらいなら一般事務や肌に合う仕事に転職したい。と言うのが今までコールセンターを辞めていった女性達の本音なのかも知れない。
こんな記事を書いて女性求職者には申し訳ないと思っているが、選べる職種が多い女性だからこそ、厳しさに関しては男性より簡単には割り切れない事情があると思う。
のっけからしてそこを否定する気は全くなく、ただコールセンターに応募していく場合、コールセンターを取り巻く事情は厳しい時代になってきていることを認識して欲しい。