小生自身がWiMAXを販売する身ではあるが、今話題性のあるWiMAX2。正直に言ってまだまだ買いでは無いと思う。
先日、WiMAXのサポートセンターに勤めている元同僚と会う機会があった。
率直にHWD14の評判を訊ねたが、苦情の嵐なのだという。なんとなく予想はできてはいたが、流石Huawayとしか言いようが無かった。
実のところ、Huawei端末はDATA08の段階で既に評判が宜しくなかった。HWD13でも根本的な問題は解決できていない。

かねてよりあった苦情が、今までWiMAXを使えていた場所で常に3G通信をしてしまうという。
3Gは5GB(およそ4200万パケット)使うと帯域制限が掛かる為、正直使わずに済むなら使いたくない。
DATA08やHWD13はハイブリッド端末として、より受信しやすい電波を優先的にキャッチする特質がある。自動的に3G通信してしまうところで3Gを受信しない設定にすると、こんどはWiMAXも使えなくなってしまうのだ。

3Gプラスの基本料金が3880円+ISP料金等の条件になった時、家電量販店の担当者はしきりに3Gプラスを奨めてくるのだが、恐らくお店(担当者との間)の空気を読んで3Gプラスを契約なさったお客様はかなり損をしてしまったケースではなかろうか。
小生はと言えば「3Gなんてケータイにも入ってるでしょう?」と言って「今までと同じ料金で使えますよ」と言いくるめる担当者は、あしらってしまったが・・・。

話を戻そう。WiMAX2端末のHWD14。とどのおそらく、このHuawei端末は今までのHuawei製品が根本的に抱えていた原因は、解消されていないままだ。
いや、なまじトライブリッドなどやるから、余計に状態は悪化している恐れもある。
現実問題として、あの小さな端末に3つもの電波を受信するのだ。当然、端末の体積の大半を占めているのはバッテリー。残りのスペースに通信モジュールを埋め込まねばならない。
U-Road Aeroやmobile SlimのようにWiMAXハイパワーに対応していれば従来のWiMAXは使えると考えられるのだが、それにも対応していないので、『今まで使えていた場所で使えなくなった』苦情が多いという、サポートセンター員の証言は納得がいくのだ。

従来のWiMAXで繋がらない場合、WiMAX2も繋がらないだろう。何故ならWiMAX2の電波は従来のWiMAX電波より周波数が高いからだ。
さて果たして、HWD14が一番受信しやすい電波は何かと聞かれれば、恐らくLTEだ。
もし既にHWD14を持っている人で、LTEを試す気分が起きた方は是非LTEを試してみて欲しい。
恐らくだが、繋がる可能性がある。
もしLTEで繋がって、他2つのWiMAXで繋がらなかった場合、1000円余計に取る為にWiMAXを繋がりにくくしてるんじゃないか?
という考えを持ってしまうお客様もいるかも知れない。そして解約料も従来のWiMAXより高い。端末代金が上乗せされるのだ。

HWD14。ただでさえ今までの根本的な技術的問題の解決を見られない中で、なまじトライブリッドなどやるから余計にややこしい気がしてならない。
WiMAXを売る者としてあるまじき発言だが、少なくともWiMAX2内臓のiPadでも出ない限り、WiMAX2の契約は充分な検討をされることを提案したい。