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それでも貴女は魔法少女になりますか?

まどか☆マギカで一番好きなキャラは美樹さやかなので、あまり彼女を悪く言うことはしたくないのだが、現実的に見てキュウべぇの策に最も引っかかったのは美樹さやかだと思う。
キュウべぇの勧誘方法には視聴者(または読者)から非難の声が浴びせられているが、果たしてキュウべぇが世間一般で求める『誠実な営業』をしていたら、『魔法少女化』という商品は売れただろうか?
では実際に私がキュウべぇの代わりになるから、鹿目まどかや美樹さやかになったつもりで、それでも魔法使いになりたいか考えてみていただきたい。

「私と契約して魔法少女になってくれたら、どんな願いでもひとつだけ叶えることができます。例え普通絶対に達成できないことも叶えてあげることができます。
その代り魔女と戦う必要があります。魔女との戦闘で死ぬこともあれば、負の感情が溜まりすぎると貴女が魔女になってしまう危険性もあります
魔女になったら理性はぶっ飛びます
それでも魔法少女になりますか?」

もし貴方がまどか、さやかの立場なら私と契約して魔法少女になりたいだろうか?
絶対に契約しないはずだ
キュウべぇは自分が取り扱っている商材がどんな商材かはよくわかっている。だから想定リスクについては訊かれない限り答えないというスタンスをとっている。
ここまで悪どい商売をする人はいないと思ったら大間違い。キュウべぇが取っている商法は、不動産業界ではごく当たり前のように行われている営業手法、それも国家ぐるみだというのだからキュウべぇが現実にいるのだ。

マイホームにおける不動産業界の営業方法がしかと書かれた本。
マイホーム買う気があるなら、一度は読んでおきたい一冊だ。
予備知識なしでマイホーム購入に挑んで痛い目に遭わないように…。


本当に誠実な営業しだすと売れません

なんでもマイホームというのは、購入した直後に資産価値が25%も減少してしまうそうだ。
そして木造住宅では18年、鉄筋コンクリートマンションでは40年経つと、建物の価値は0になってしまうという。
ところがローンの残債は資産価値を大きく上回る金額が残り、破たんする人が毎年7万人も出てしまう。しかし、不動産会社の人間は契約時に、そういうことは言わない。訊かれない限り答えない点でキュウべぇと変わらない
というより、そんなリスクを説明されたらマイホームを買いたいと思えるだろうか?
契約した途端に膨大な負債を背負いこむ点で、美樹さやか達と変わらない。
「マイホームは買うな!」を読んだ後にまどか☆マギカを読むと、不動産業界の営業手法がキュウべぇソックリだと気付く。

私はひかり回線のテレアポをしていた時期があるが、基本的な営業スタンスはキュウべぇと一緒だ。誠実な営業なんて一切していない。そこに罪悪感は無かったのかと言えば、罪悪感があったからこそ2か月で辞めたのだ。
ケータイショップの店員だってそこは殆ど変らない。申し込まれるプランによってキャリアから代理店に支払われる報酬が違う以上、何としても『最も報酬が高いプラン』の契約を取らねばならない。
キュウべぇが鹿目まどかの契約に心血を注いだように、ケータイやネット回線の代理店は最も報酬が高いプランの獲得に心血を注ぐのだ。
恐らくケータイショップにしろ売買不動産にしろ、良心的な人は働いても続かないか、精神的に病むかのどちらかだろう。キュウべぇだって本当に善良な営業をしてたら、確実に病む。
ケータイショップの店員にしろキュウべぇにしろ、お上から与えられた"立場"がある。ソフトバンクショップで言うなら、自分では「このお客さんにはホワイトプランが適したプランだな」と思っても、店長が「スマ放題で売れ!」と言ったらスマ放題で売らなければいけないのだ。
なら良心を捨てて、如何にお客を洗脳するか考える方が合理的だ。
だからこそ、騙されないために、契約の場に立つときは予備知識をつけておくこと。
美樹さやかの犠牲で知識を身に着けたからこそ、鹿目まどかは最終話で失敗のない契約が出来た。
まどか☆マギカを読めば『契約』がわかる。
まどか☆マギカは大人こそ一読した方が良い漫画だ。