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自分が住む街(多摩市)を舞台の一つとしてくれたとある科学・魔術のシリーズは、とても好きな作品の一つだ。
数ある漫画、アニメ作品でも登場キャラクターが格別に多く、それぞれのキャラクターに味がある。
様々な個性が集まり、様々な考え方の人が飛び交うのも本作の魅力の一つであり、飽きることがない。
それにしても禁書と言い超電磁砲と言い、様々なキャラが色んな考えを巡らせている様はまるで会社組織の人間と対比させながら視聴・拝読するとより面白い。
守られ上手なインデックス、やたらと人脈が広い上条当麻、暑苦しいほど体育会系丸出しの削板軍覇など、会社員だったらどんな生活をするのだろうと思惑する。
やや思惑してみると、吹寄や佐天あたりはなんとなく普通にOLやってそうだし、結標淡希は割と良いリーダーになっていそうな感じがする。
さて、そんな中で、今回は会社員として一番苦労しそうなキャラを考察したい。

会社員として一番苦労するのは御坂美琴
正直言って会社員として一番苦労を負うのは御坂美琴だろう。
能力面では確かに優秀で、一見出世頭にも見える。恐らく、仕事をやらせたら結果はしっかり出すタイプだろう。
ただし、新人~中堅時代での人間関係面が最悪だ。
いや、普通に考えて人間関係面でネックになるのは一方通行や麦野の方では無いのか?
と言う意見も出でるだろう。ある意味それもありそうで、それはまたそうかも知れない。
ただ、一方通行の場合は他人にあまり関心を示すタイプでは無いし、麦野は心身ともにパワーがあるので、並大抵のことではへこたれない。むしろ麦野などは力押しで新人時代からガンガン攻めて、周りに文句を言わせないくらいの働きぶりをするだろう。出世できるかは話が別だが・・・。
対して御坂美琴の場合、出世するどころか大量の『鬱因子』を持っている。精神科に一番駆け込みやすい要素をたっぷり持っているのだ。

上司や同僚にとても左右される
御坂美琴と言う人物はよほど上司や同僚に恵まれないと、新人時代の内に精神科行きが決まる恐れがある。何故なら彼女の対人スキルはあまり高くないからだ。
これは白井黒子の次の評価を見ると見当が付く。
「お姉さまは和の中心であることはできても、和の中に入ることはできませんの」
で、彼女の交友関係を洗い出すと、友達と呼べる人物が少ない。
常盤台中の中には婚后光子くらいしか対等な人間関係を気付いている人が居ない。
何を隠そう、会社に入って新人時代に必要なスキルは、数字を出すよりも『和に入るスキル』なのだ。
会社に入ると「学校と会社は違うんだ!」と言う人が必ずいるのだが、入社直後に必要なスキルはハッキリ言って学校の交友関係と対して変わりはない。『和に入るスキル』こそまず最初に求められ、数字を出すのはその後なのだ。
上司や同僚に恵まれれば、と言ったが、なぜか上司になる人に限って麦野のような人や食蜂のような人。食蜂のような人はお局として御坂の前に立ちはだかるかも知れない。この段階で御坂の胃腸は毎日のようにキリキリするだろう。


もし食蜂が御坂の上司だったり、会社のお局だったりしたら、御坂は胃薬を手放せないだろう・・・。

笑えない御坂美琴の鬱因子
性格を見ても、御坂美琴には笑えないほど鬱因子が詰まっている。彼女の性格を簡単に洗い出してみよう。

➀正義感が強い
②一人で抱え込む
③頑固・融通がきかない
④大変な努力家
⑤基本的に善人
⑥自分を責める

どれをとってもハッキリ言ってヤバい。正義感の高さが職場のなぁなぁとした雰囲気が許せなかったり、責任感の高さに繫がる。オマケに抱え込み気質なもんだから、人に仕事を任せることができない。結果、毎日残業。
頑固なために新しい職場のルールがなかなか馴染めず、この頑固さ故に他人とはなかなか打ち解けない。
そして大変な努力家。幾ら超能力に関しては素質があったとは言え、御坂の本質は秀才タイプだろう。だからこそある程度の常識を持ち合わせているのが御坂。それもなまじ、努力で結果を出したが為に、そこから来る自尊心が非常に危ない。
更に妹達編では「自分がDNAマップを提供したのが悪い」と、自分は罪を犯したと言ってのける辺りが、御坂が基本的に善人で、自分を責めるタイプであると言うことがわかる。
実際問題として、絶対能力者進化実験について言えば御坂に非は全く無いし、彼女が自殺を決意しなければいけない理由も無い。ただ、善人であり、且つ正義感が強い御坂にとって、『自分の悪事』が許せなかったから自殺を決意してしまったのだ。
こうしたタイプは基本的に『失敗が成功の基』になることは無く、『失敗が更なる失敗を呼ぶ』ケースだ。
鎌池先生が御坂を負けさせるのは難しいと言っていたのも頷ける。上条や一方通行、白井はミスをしても立ち直れるタイプだが、御坂は自分のミスに対しては打たれ弱いタイプだ。
失敗をした時に、上司が麦野や食蜂のような人を相手にし続けたら、もう精神科行き内定だろう。
実際、前に居たコールセンターでは鬱病になった人が3人居た。1年に1人鬱病を出していたのだが、その中で女性の元同僚には、御坂が持っている鬱因子をしっかり持っていた。姉御肌を発揮していて、とても仕事を頑張る女性だったのだが、無理がたたって鬱病で退職。退職後、精神科への入退院を繰り返す生活になってしまったと、かつての同僚から聴いている。

努力だけではどうにもならない
私は基本的に、学校の生徒と会社員は本質的な違いは無いと思っている。
基本的にどちらも他人が作ったルールに従うのは一緒だし、お金の動きにしたって表面的に違うように"見える"だけ。会社員は会社から賃金を貰っているが、高校生までの生徒はスポンサーにお金を払ってもらっているだろう。第一、公立の学校は”会社員になるための練習”をしているところであって、起業家を生むようにはなっていないのだから。
実際のところ、『努力して、結果を出せば、出世出来る』と思っている人は鬱病への道を歩いていると言って良い。
実際の会社の出世競争は努力して数字出す以外にも、様々な要素と戦わねばならない。
例えばタイミング。どんなに結果を出しても、出世するにはポストが必要だ。ポストが無ければ出世を出来ない。
学校の勉学とは異なり、努力だけではどうにいもならないことが多々ある。
しかも大企業的な職場だったりすると、何故かインデックスのような人間が出世してしまうことがままある。実際、大手コールセンター会社Tで働いていた時、インデックス的素養を持った後輩が出世した時は『まさか!?』と思ってしまった。
会社員商売は、本当に努力だけではどうにもならない。もし御坂のような人が良い職業生活をしようとするならば、早く独立できる下地を作った方が良いだろう。

  

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