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これ1台あれば、あとは何も要らない。
そんなフレーズで市場に出回るWindowsタブレット、SurfacePro3。
もし、タブレットを純粋に価格と性能で選ぶなら、SurfaceProを選ぶ理由はあるのだろうか。
実はSurfaceProを選ぶべき理由がどうしても見当たらない。価格と性能でタブレットを選ぶなら、わざわざSurfaceProを選ぶ理由が無い。

ブルジョワ向けタブレットにしか見えないSurfacePro。

SurfaceProというタブレットに抱いた率直な感想だ。殆どブルジョワ向けのタブレットにしか見えない。
記憶領域にもある程度余裕があり、かつ本体とキーボードの着脱が可能なタブレットは確かに便利だ。キーボードドックを付けても重量がほとんど重くならないこともSurfaceの魅力のひとつだろう。
しかし、SurfaceProの魅力は殆どそこに凝縮されてしまう。そんなタブレットはSurface以外にも当然ある。
Microsoftの直販タブレットと聞こえは良いが、どうにもブルジョワ向けタブレットにしか見えない凄まじい価格だ。
SurfacePro3の発売に伴ってSurfacePro2の在庫を吐き出したいのか、Microsoft StoreではSurfacePro2の最大3万円引きセールを行っている。しかし・・・。
Surface Pro

値引きされてもSurfacePro2は結構高い。

多少の不便はあっても、iPad+Bluetoothキーボードや、BTOのノートPCの方が、コストパフォーマンスは良い。
SurfacePro2では記憶域が、SurfacePro3ではCPUも選べるが、良いものにすると20万円なんていう、タブレットとしてはわけのわからない価格になる。
このように考えてSurfacePro3を選ぶ理由があるかというと、ブルジョワ以外はSurfaceProを選ぶ理由は無いのではないかと思うところだ。