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女性アイドルグループは時代が求めた現実逃避手段

物凄くAKBが好きな同僚がいる。彼にAKBを喋らせたら2時間は喋っていられるほど、ネタに事欠くことはない。
私はアイドルグループに詳しくはないが、そんな私と同僚の間でさえ、共通の認識が1つあった。
それは、女性アイドルグループ(架空も含む)が売れまくっているとき、世の中は暗い状況だということだ。

今のアイドル戦国時代的な源流を作ったのは、恐らくモーニング娘。
その後続けざまに松浦亜弥、藤本美貴が売れていくわけだが、当時、なぜ彼女たちが親父さん世代も巻き込んだ人気があったのか、よくわからなかった。私が彼女らに感じた第一印象は中身がないという、ただその一言に尽きた。

大人になって初めて実感したことだが、女性アイドルが売れに売れまくる時代は、日本自身の暗黒時代と近い位置にある。例え歌の内容に中身がなくとも、元気な女の子にすがりたくなるほどに世間、ひいては男性諸兄の心が病んでいるとも見てとれる。


90年代中盤は日本の暗黒時代の幕開け

これほど女性アイドルが売れる下地は恐らく、90年代中盤から築かれたものだろう。
日本の暗黒時代の幕開けとも言える事件がサリン事件。94年と95年にそれぞれ行われた化学テロ。経済面では95年に日産自動車が7,000人の大規模なリストラを掲げている。
そして皮肉かな、モーニング娘。や松浦亜弥が爆発的にヒットしたのは、少年犯罪の凶悪化が叫ばれた97~2000年代前半。この間に9.11も起きている。
いい加減、世の人々が疲れる事件がたくさん起きているのだ。そこにモーニング娘。が現れた。
モーニング娘。の売上履歴を見ると、これが日本の暗黒時代と重なるのだ。

2000年代中盤に入ってモーニング娘の売上は落ちているが、これはAKBの出現や、バンダイナムコのアイドルマスターなどと言ったライバルが増えたことに起因するだろう。
とりわけ、『アイドルマスターシンデレラガールズ』が爆発的に快進撃を続けている要素に、やはり3.11から現在の安倍安保に続くまでの疲れる要素考慮せずにはいられない

シンデレラガールズのアイドルの多くは、プロデューサー(プレーヤー)に好意を持ってくれるようにできている。ある種のケータイでできる手ごろな現実逃避装置だ。
もちろんプレーヤーの多くは病んでいないと思うし、シンデレラガールズのヒットは、優れたバンダイナムコの消費者囲い込み戦略もあってのことだ。
しかし、精神的にお疲れな諸兄は高垣楓や神崎蘭子欲しさに、大量のお金が闇に飲まれるのだろう。文字通りの意味で。
そんな中でも"世の中はお金という現実"を思い出させてくれる千川ちひろに感謝し、今日も金を使わぬように、遊ぶのだ。