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普通にできるの定義すら曖昧

身も蓋もない話だが、パソコンに強くなりたいと言っている人に「じゃあパソコンに強くなるって具体的にどういうこと?」と聞いて、答えられる人がいるだろうか。
普通に使えるかの定義すら曖昧だ。
採用面接で"自分がイメージしてた普通"と、"業務が求める普通"が違うことはよくあるだろう。そのすり合わせのためにも筆記試験や実技試験が最も効果的なのだが、面接だけで判断してしまうことが多い。

例えば車なら、アクセルとブレーキ、ハンドル捌きができて、無事故無違反なら「普通に運転できます」と言える。
これは車が運転/運搬に特化した道具であるが故に、無事故無違反で免許を持っていれば、普通に運転できると言える。

ところがパソコンはそうはいかない。
パソコンは"専門分野の集合体"がパソコンというものであり、汎用性があるものと言えば、せいぜいWordとExcelくらいしかない。


Word/Excelだけ見ても普通のレベルが違う

例えば誰もがイメージしやすい普通のレベルだと、WordとExcelが使えることだが、これもどの程度が普通なのかは答えづらいと思わないか。
多分、小生が思う普通のレベルと、今この記事の前にいる方の思う普通が違う筈だ。
私はExcelでIF関数の使用、ハイパーリンクを活用した資料作成ができるから、WordやPowerPointにも応用できると考えている。これが"私の普通レベル"だが、コールセンターで働いていると、これが普通ではないことがわかった。
実際、私が普通だと考えていたレベルのWord/Excelで資料・報告書を作成すると、驚かれることが多い。
「大橋さんの報告書って綺麗ですね!」
「一瞬、客に提出する報告書かと思ったよ!」
「これは応対も効率化する筈だわ!」

反面、Excelの関数に関しては話が変わる。
「えー、大橋さんVLOOKUPできないの〜?」
「あー、マクロわからないのかぁ・・・」
「こんなのJISを使えば早いのに〜」
これは相手にとって、VLOOKUPであり、マクロであり、JISができることが相手にとっての普通なのだ。
特にExcelに言えることだが、先の車との一番の違いは、用途が特化していないことだ。
Excel一つとっても、集計する、資料を作る、納品データを作るなど、様々な使われ方をしている。
その使われ方に応じた関数を使うため、"普通の尺度"を測りにくいのだ。
パソコンは車の運転より簡単だと言ったが、パソコンの難しさを感じさせる要素は、この多彩な利用法にあると言えるかも知れない。
車や洗濯機など一点特化の用途とは違い、多彩な用途があるパソコンは、"普通"の尺度を曖昧化させる。
それはパソコンならではの難しさと言えるだろう。